2008年11月11日火曜日

フレームで切り取られる空間デザイン

●番組設定●
 夜10時頃から30分ほど放映される音楽番組。毎回一組のバンドをゲストとして呼び、そのバンドが歩んできた軌跡や、音楽に対する思いなどを語ってもらう。MCは1名。番組の終わりに、テーブルなどを移動してスタジオとして使用し、一曲披露する。

●デザインコンセプト●
 ゲストをバンドと限定していることと、その歴史を話してもらうという番組内容と対照させて、そのバンドの将来を感じさせるような雰囲気を出すため、未来的なイメージを彷彿とさせるセットに仕上げた。最後に歌を披露するためスペースが必要とされるが、その分トークの際にだだっ広い印象を持たせないよう、背景にあたる柱などの配置を動きのあるものにし、ただ広いだけでなく奥行きを感じさせるようにした。

正面

●正面●
 トークの際に主に使用されるアングル。場合によってはもっとズームする。下手側がMC、階段から下りてきたゲストが上手側に座る。写真は5人組バンドの例。このように人数が多い場合には、スツールとハイスツールに分かれて座る。
●どんびき●
 歌を披露する際によく使用されるアングル。ステージ全体が見えても、殺風景にならないよう心がけた。柱は様々な方向を向いて立てられており、方向によって様々な表情を見せる。背景パネルも、黒一色ではなくラインを入れることにより、躍動感を感じさせるようにした。

上手

●上手から●

 上手から全体を写すとこのようになる。足下が寂しくならないよう、手前にも低めのパネルを設置した。背景中央のパネルから広がるようにテープを垂らし、奥行きを出した。

●アップ●

 全員の顔がよく見える、トークの時によく使用されるアングル。

●階段アップ●

 ゲストが登場するときはこのアングルが使用される。画面が寂しくならないよう手前にも柱を立て、テープを張った。 全体が黒いと重くなってしまうので、階段の踏み面は銀色にしてカメラが近づくと異なる表情を見せるようにした。

下手

●下手から●
 下手からはこのように映る。背景に大きく階段が映り込むため、蹴上げは背景パネルと同じく黒色にし、うるさくなりすぎないようにした。
●アップ●
 トークの時はこんなアングルでゲストに迫る。